By The Time I Get To Phoenix
by Jimmy Webb
Performed by Glen Campbell
By the time I get to Phoenix she'll be risin'.
She'll find the note I left hangin' on her door.
She'll laugh when she reads the part that says I'm leavin',
'cause I've left that girl so many time before.
車がフェニックスに入るころ 彼女は起きだして
部屋の扉に残したノート、気づいて読むことだろう。
「去っていくよ」と書いたけど、彼女は「またー」と笑うだろう。
何度も何度もこうして彼女のもとを去った自分だから。
By the time I make Albuquerque she'll be workin'.
She'll prob'ly stop at lunch and give me a call.
But she'll just hear that phone keep on ringin',
off the wall, that's all.
アルバカーキーに着くころには、彼女は仕事だろう。
手をとめ、たぶんお昼の休み、ダイヤルまわすことだろう。
誰もいない部屋の壁の電話はただ鳴るだけ。それだけ。
By the time I make Oklahoma she'll be sleepin',
She'll turn softly and call my name out low.
And she'll cry just to think I'd really leave her,
'tho' time and time I've tried to tell her so.
she just didn't know I would really go.
オクラホマに着く時までに 彼女は眠るだろう。
静かに、寝返りうって、小さくボクの名を呼ぶだろう。
そして、ぼくがほんとにいなくなったと知って泣くだろう。
何度も、去ると告げたつもりだったけど、
ほんとになるとは、彼女はただ、知らなかった。
ボクがほんとにいなくなるとは、ただ、知らなかったんだ。
(訳:Map)
学校出たころだったでしょうか。この歌を耳にしたのは。覚えたフィニックス〔アリゾナ州)とアルバカーキー(ニューメキシコ州)という街の名前。
それから、 20数年たって、カリフォルニアから、オースティン テキサスまで車で大陸横断した時、行きと帰りにひとつづつ、この歌の二つの街を通りました。
この歌の主人公はロスアンジェルスから、ルート10でフェニックスに入り、そこから、ルート17を北上して40号線を東にとってアルバカーキー。
途中、食事と仮眠もしなければなりません。
そして再び、40号線にのって、オクラホマ シティーに着いたのではないかなぁと思います。
彼女は起きだしたころフィニックスに着くということは、ロスを真夜中、彼女が寝た後にそっと出たのでしょう。約7時間かけてフィニックス。
そして、彼女のお昼の休みということで、5~6時間後、アルバカーキーに来たのでしょう。
このあたりはどこでも、街を一歩でたら、もう、なにもない所です。半分砂漠のような草原に高速道路がまっすぐ一本。どこまでも地平線が続いています。
たまに、さびれたガススタンド兼、食堂があり、そんなところで、食事でもして、仮眠をとったのかもしれません。
アルバカーキーを通過して11~2時間後、彼女がもう、眠り始めた頃にオクラホマシティーに到着。時差は2時間。延べ24時間のドライブのようですが、少しでも、ゆとりがあれば、途中1泊しなければならない旅程です。
ぎりぎりまで、彼女のそばにいてあげて、出立したのかもしれません。
歌手はカーボーイ ソングの歌い手だし、ジャンルとしてはカントリーウエスタンに属するようです。
大都会でうまくいかなくて、やっぱり、故郷のオクラホマに帰らなければならない男。この歌のとおりでいくと、まる24時間走り続けないとなりません。街に着くたびに彼女のことをおもい、気遣い、そう、流れ者のシェーンの魂。別れた女へのやさしい思いが、私のつたない訳でほんとうに伝わるのか心配です。
