水の香りの秋の朝
秋の朝は
薪の煙のはぜる音
じゃわじゃわじゃわ
ごはん煮え
しゃしゃしゃと
かつぶしを
とんとんとんと
大根を
井戸をぎこぎこ
汲み出して
水のかおりの
秋の朝
あれから
いくつも秋が来て
あれから
いくつも朝が来て
秋の朝は
煙草の煙を点ける音
がりがりがりと
豆削り
しゅわしゅわしゅと
コーヒーを
シャーシャーシャー
シャワー浴び
冷たい空気に
ほほそまる
お湯のかおりの
秋の朝
あれから
いくつも秋が過ぎ
あれから
いくつも朝が過ぎ
秋も知らずに
冬になり
朝も知らずに
夜になり
疲れた体
横たえて
秋を恋い
朝を恋い
浅い眠りに
虫の声
あれから
いくつも秋が逝き
あれから
いくつも朝が逝き
なにもない
秋の朝
異国の空に
ただ一人
冷たい空気に
耳澄ます
目を閉じて
聞こえてくるのは
かおるのは
遠い昔のふるさとの
あのふるさとの
秋の朝
じゃわじゃわじゃわ
しゃしゃしゃ
とんとんとん
ぎこぎこぎこ
水のかおりの
秋の朝
井戸の匂いの
秋の朝
薪の煙のはぜる音
One early morning in emerald Hills
薪の煙のはぜる音
じゃわじゃわじゃわ
ごはん煮え
しゃしゃしゃと
かつぶしを
とんとんとんと
大根を
井戸をぎこぎこ
汲み出して
水のかおりの
秋の朝
あれから
いくつも秋が来て
あれから
いくつも朝が来て
秋の朝は
煙草の煙を点ける音
がりがりがりと
豆削り
しゅわしゅわしゅと
コーヒーを
シャーシャーシャー
シャワー浴び
冷たい空気に
ほほそまる
お湯のかおりの
秋の朝
あれから
いくつも秋が過ぎ
あれから
いくつも朝が過ぎ
秋も知らずに
冬になり
朝も知らずに
夜になり
疲れた体
横たえて
秋を恋い
朝を恋い
浅い眠りに
虫の声
あれから
いくつも秋が逝き
あれから
いくつも朝が逝き
なにもない
秋の朝
異国の空に
ただ一人
冷たい空気に
耳澄ます
目を閉じて
聞こえてくるのは
かおるのは
遠い昔のふるさとの
あのふるさとの
秋の朝
じゃわじゃわじゃわ
しゃしゃしゃ
とんとんとん
ぎこぎこぎこ
水のかおりの
秋の朝
井戸の匂いの
秋の朝
薪の煙のはぜる音
One early morning in emerald Hills
